シャンプーにも使用期限があります。

使用期限を過ぎると腐ることもあるし、劣化もします。

現役美容師が「シャンプーが腐る」ことについて解説するので、頭皮や髪の健康のためにサクっと知識を深めてください。

✔本記事のテーマ

シャンプーは腐る!使用期限について知っておくべきこと

シャンプーには使用期限があり、期限切れの腐ったシャンプーを使用すると、頭皮トラブルを引き起こす可能性も。

頭皮環境を悪化させるだけでなく、育毛や発毛にも影響を与えることがあるため、シャンプーは使用期限内に使用することが重要です。

高級、安価関係なく、シャンプーの使用期限を確認して、期限が近づいたら早めに使い切るようにしましょう。

未開封と開封後では、腐るまでの期限も異なるため、期限内に使用するように覚えておきましょう。

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未使用シャンプーは3年間は腐らない

一般的に、シャンプーには使用期限が設けられており、ボトルに記載されていることが多いです。

ただし、使用期限が記載されていない場合は、未開封のシャンプーに限り、使用期限はほぼないとされています。

しかし、薬機法によると、安全に使用できる期間は3年とされています。

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シャンプー開封後の使用期限は6か月

開封後のシャンプーは、酸化して中身が劣化するため、半年から1年の間に使い切るようにしましょう。

また、お風呂場での保管には注意が必要です。

お風呂場は高温多湿の環境下にあるため、シャンプーに水分が入り込んでしまったり、劣化が進行してしまう可能性があります。

そのため、使用後はできるだけ乾いた場所に保管し、早めに使い切るようにすることが望ましいです。

【種類別】開封したシャンプーの使用期限

薬事法によると、安全性が3年以上保証される場合は使用期限を記載する必要がないため、シャンプーの使用期限が明確になっていない商品もあります。

しかし、シャンプーの使用期限については一概に言えるものではないため、書かれていない場合でも3年以内に使い切るようにしましょう。

それ以上の期間が空くと、シャンプーが劣化し、頭皮トラブルを引き起こす可能性があるためです。

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シャンプーには使用期限があるものの、全ての商品に使用期限が記載されているわけではありません。

そのため、シャンプーの使用期限を確認する方法について知っておくことが大切です。

さまざまなジャンルのシャンプーの使用期限について解説します。

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オーガニック系シャンプーの使用期限は6か月

オーガニック系のシャンプーは、防腐剤や保存料が含まれていないため、中身が劣化しやすいと言われています。

そのため、オーガニック系シャンプーは、一般的に使用期限が記載されていることが多いです。

多くの製品は半年〜1年程度の期限が設定されており、未開封の状態でパッケージに記載されています。

オーガニック系のシャンプーは、優しい成分でできているため、髪の健康を考えると使用したいと思う方も多いかもしれません。

カラーシャンプーの使用期限は6か月

カラーシャンプーの使用期限は、未開封で3年間、開封後は半年から1年程度です。

期限が過ぎたシャンプーは頭皮トラブルの原因になる可能性があるので気をつけましょう。

腐ったシャンプーは使える?使うとどうなる?他の利用方法は?

シャンプーが腐るまでの期間は、「未開封」か「開封済み」かによって異なります。

未開封の場合は、3年程度は保管できると言われています。

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しかし、一度使用し始めると雑菌が繁殖しやすくなり、お風呂場の湿気も加わって劣化が始まります。

シャンプーが劣化すると、髪や頭皮に悪影響を与える可能性があるため、できるだけ腐らせたくないところ。

期限切れのシャンプーは、雑菌が繁殖しやすくなっているため、使用するとかゆみや湿疹などのトラブルを引き起こす可能性があります。

『使わないともったいない』と思ってしまうかもしれませんが、髪や頭皮の健康を考えると、期限切れのシャンプーは使用しない方が無難。

期限が近づいたら早めに使い切るようにし、劣化を防ぐために保管方法にも注意しましょう。

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シャンプーが腐ってしまった場合、見た目や香りに変化が表れることがあります。

液体がさらっとしていたのにドロドロになったり、白い色から茶色っぽく変色したりすることがあります。

これらの変化は、雑菌が繁殖することによる劣化が原因。

腐り始めると香りも変わってきますので、「最初と比べて香りがおかしい」と感じるようであれば、使用することは避けるべきです。

シャンプーは高温多湿を避け「涼しくて暗い場所に保管」

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シャンプーは高温多湿に弱いという特徴があります。

お風呂場で長期間放置していませんか？

お風呂場は湿気が溜まりやすく、シャンプーをそのまま置いておくと劣化が進みます。

シャンプーは、高温多湿を避けるために冷暗所に保管することが推奨されます。

使わない場合は、バスルームの外へ持ち出すようにしましょう。

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残ったシャンプーを有効活用するための3つの方法

「捨てるのはもったいない」と感じる方も多いでしょう。

実は、余ったシャンプーを有効活用することができます。

捨てる前に、おすすめの消費方法を3つ紹介しますので、参考にしてみてください。

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お風呂＆トイレ掃除

余ったシャンプーを有効活用することで、お風呂掃除やトイレ掃除に役立てることができます。

シャンプーに含まれる界面活性剤は、水や油にもスッとなじむ特性があり、汚れを落とす働きがあります。

皮脂やたんぱく質を落とすのに効果的な界面活性剤は、さまざまな場所を洗浄するのに向いています。

浴槽や洗い場などを掃除する場合は、シャンプーをよく泡立ててから使用します。

原液のままシャンプーを塗ると、ヌメヌメしやすいため、お湯や水で薄めて使用するのがおすすめ。

トイレ掃除に使う場合は、専用の洗剤と同様に便器の中を洗うことができます。

消臭効果があるシャンプーなら、トイレ掃除にも最適です。

ただし、泡立ちが良いためつけすぎに注意しましょう。

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マットやじゅうたんの手入れ

余ったシャンプーは、マットやじゅうたんの汚れ落としにも使えます。

水洗いした後、シャンプーを少量垂らしてスポンジでこすり、汚れを落としましょう。

洗濯しても問題なく、香りも良いため柔軟剤としても使えます。

鏡やガラスの曇りを防止

バスルームや洗面台の鏡は湿気で曇りやすいため、掃除が面倒なことがあります。

曇りの原因として、汚れや水蒸気があげられます。

余ったシャンプーを使うことで、鏡やガラスの曇り止めになり、汚れを落とす効果も期待できます。

タオルやスポンジにシャンプーをつけて磨くことで、鏡やガラスがピカピカになります。

車のガラスも温度差により曇りやすい場所なので、シャンプーを使って洗うのがおすすめ。

私のサロンでも、鏡台はシャンプーを薄めたものを吹き付けて磨いています。

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シャンプーの使用期限についてのよくある質問

シャンプーの使用期限の見方は?

シャンプーの使用期限の確認方法について教えて?

シャンプーのパッケージに使用期限が記載されていない場合、未開封のシャンプーは3年間使用することができます。ただし、これは目安であり、法律上の義務ではありません。したがって、使用期限が明示されていない場合でも、できるだけ3年以内に使い切ることが望ましいです。頭皮トラブルのリスクを避けるため、使用期限を守るようにしましょう。

シャンプーの使用期限はどこに記載されてる?

シャンプーの使用期限はどこに表示されていますか?

食品の賞味期限にはよく気を付ける一方で、シャンプーやトリートメント、化粧水、日焼け止めクリームなどのコスメ商品の使用期限については見落としてしまうことが多いですよね。

実は、コスメ商品にも食品の「賞味期限」と同様に「使用期限」が存在します。ただし、使用期限が明示されていないことが多いです。

なぜなら、基本的には薬事法により、3年以上使用できる商品には期限を明記する必要がないからです。つまり、有効成分や安全性が3年以上保たれる商品は、実際には10年経っても変わらない可能性が高いのです。

そのため、使用期限が明示されていない商品は、未開封の場合でも最低でも3年間は使用できるものとされています。

つまり、使用期限の記載がないコスメ商品は、未開封であれば少なくとも3年間は使用できるということです。ですが、製品の品質や効果を保つためにも、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。

6年前のシャンプー未開封なんだけど使える?

6年前に未開封のシャンプーがありますが、まだ使用できますか?

化粧品や医薬部外品の容器に使用期限が記載されていない場合、薬事法の規定により、未開封の商品は通常の環境下で保存していても、製造から3年以上経過しても有効性や安全性に問題はありません。また、使用感においてもとくに心配する必要はありません。

ただし、開封後の商品は保管条件によって異なりますが、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。開封後は外部からの微生物の侵入や酸化のリスクが増えるため、品質や効果を長期間保つことは難しくなります。

したがって、使用期限が明示されていない化粧品や医薬部外品は、未開封の場合でも3年以上使用できると考えられますが、できるだけ早めに使用することが良いでしょう。開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。

一人暮らしだとシャンプー1本で何ヶ月もつ?

単身者の場合、1本のシャンプーは何ヶ月もちますか?

使用量や洗髪の頻度によって異なりますが、一般的なシャンプーの容量は約300mlから500ml程度です。一般的な使用量は髪の長さや濡らす回数にもよりますが、約10mlから20ml程度です。これに基づいて計算すると、1本のシャンプーで約15回から30回の洗髪が可能です。半月から1ヶ月が回答になります。

シャンプーだって腐る!?使用期限と劣化の意外な危険性は日常に潜む：まとめ

日本の法律では、シャンプーの使用期限が記載されていないものもあります。

しかし、未開封のものは3年以内に使用することが望ましく、開封済みのものは1年以内に使い切るようにしましょう。

期限が切れたシャンプーは雑菌が繁殖し、劣化が進んでしまいます。

これにより、頭皮トラブルを引き起こす可能性があるため、使用しないようにしましょう。

また、余ったシャンプーは別の用途にも活用できます。

例えば、鏡やガラスの曇り止め、マットやじゅうたんの洗浄、車のガラスの汚れ落としなどに使えます。

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無駄を減らすためにも、別の使い道を探してみると良いでしょう。