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シャンプー後の冷水シャワーが髪に与える影響と使い方!正しい方法と注意点も解説

シャンプー後の冷水シャワーが髪に与える影響と使い方
女性驚く

シャンプー後の冷水シャワーをした方がいいと友人に聞いたんだけど、どんなメリットがありますか?デメリットや正しい冷水シャワーの方法などがあれば教えて欲しいです。

シャンプーした後に冷水シャワーをすることのメリットやデメリットについて、現役美容師が詳しく解説します。現在冷水シャワーを実践している人も、知らない事実があるので、ぜひ記事を読んで知識をつけてみてください。

✔本記事のテーマ

シャンプー後の冷水シャワーが髪に与える影響と使い方!正しい方法と注意点も解説

『わたしが記事を執筆しています』

美容師キャリア22年。2014年“Hair Room Donico”を開業。
500本以上のシャンプーを使い続けて得たケミカル知識と独自ノウハウあり。髪のコンプレックスに悩む女性のサポートをおこなう。以下が、ドニコシャンプーをはじめとした、オリジナルヘアケア商品の一部。

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冷水シャワーの髪へのダメージと罠【思わぬ落とし穴】

冷水シャワーが頭皮や髪に良い効果をもたらすことは以前にご紹介しましたが、一方で冷水を使ったすすぎによって髪にダメージが及ぶことがあることをご存知でしょうか。

以下では、その原因や対策について詳しく解説します。

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冷水シャワーの美容効果について【驚きの効果】

夏の暑い日に、「冷たいシャワーを浴びる」のは気持ち良いですよね。

特に、頭皮や肌に冷水を使うと、毛穴が引き締まり、血行が促進されます。

通常、温水を使用して毛穴を開き、汚れを落とすことが一般的ですが、毛穴を交互に開閉することで、より効果的な洗浄が可能です。

ただし、冷水によるすすぎ方を誤ると、髪にダメージを与えることがあるため、注意が必要。

頭皮の血行が良くなると、毛根が活性化され、育毛効果が得られるため、正しい方法で冷水を使うことをおすすめします。

(→ 【2023年夏】抜け毛対策に本当に良いシャンプーランキング市販15選)

冷水のすすぎが髪と頭皮に与える影響

毎日のシャンプーは、高温のお湯で洗うと髪が傷むし、逆に冷水で洗ってしまうと汚れが取れず、頭皮の毛穴が閉じてしまうことがあるため、正しい方法で行うことが大切。

シャンプーは、お湯の力で頭皮の毛穴を開いて、過剰な皮脂や汚れ、髪についた汚れを取り除くために行います。

頭皮が健康でないと、髪にダメージが及び、抜け毛や薄毛につながることがあります。

一方、冷水シャワーは、頭皮や髪の毛に血行促進効果があります。

冷水をかけることで血管が収縮し、寒冷血管の反射によって血流が改善されます。

頭皮の血流が良くなることで、髪に栄養が行き渡りやすくなり、ツヤのある元気な髪が育ちやすくなります。

また、冷水シャワーはお顔のリフトアップ効果にも補助してくれます。

ただし、冷水シャワーを行う際には、適度な温度調整や頭皮マッサージなど、正しい方法で行うことが大切です。

(→ 【2023年夏】頭皮用シャンプーを診断|美容師おすすめサロンシャンプー&市販品10選)

冷水シャワーで頭皮の汚れが落ちにくい?注意点を解説

ただ冷水を浴びるだけでは、血行促進や頭皮環境の改善はできません。

実際には、正しいシャンプー方法と合わせて行う必要があります。

ただ冷水を使うだけであれば、余分な皮脂を固めてしまうこともあるため、頭皮環境を悪化させる可能性があります。

また、冷水は毛穴を引き締めるため、お湯と比較して汚れが十分に落ちないことがあります。

そのため、皮脂や汚れが残ってしまい、頭皮トラブルの原因になることがあるため、注意が必要です。

特に「頭皮ニキビができやすい人」や、「薄毛が気になる人」は、頭皮の状態を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。

(→ 【2023年夏】背中ニキビにおすすめのシャンプー|背面荒れる女性の口コミから厳選)

美髪を作る!冷水シャワーの正しい使い方と効果的な方法

冷水シャワーを効果的に行うためには、温水と交互に使う必要があります。

以下がその方法です。

① 38~40℃程度の温水でシャンプーをしっかり流す
② 15~20℃程度の冷水に切り替えて流す
③ 再び38~40℃程度の温水に戻す
④ 最後に冷水を頭皮全体にかけて終了

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このように、温水と冷水を交互に使うことで、頭皮の血行を促進する効果が期待できます。

ただし、冷水の使用には適度な温度調整と頭皮マッサージなど、正しい方法で行うことが大切です。

冷水シャワーの効果を最大限に引き出すためには、温水シャワーと交互に使う必要があります。

冷水シャワーを当てる時間に気を付け、適度な収縮効果を狙いましょう。

ただし、冷水を当てすぎると血管を極端に収縮させ、血流を悪化させることにつながります。

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また、心臓の弱い方や高齢者の方は冷水シャワーを実践しないでください。

お湯と冷水シャワーを組み合わせることで、頭皮の美容効果が得られます。

頭皮環境を健康に整え、オシャレを楽しむための土台を作るためにも、お風呂の時間に取り入れてみてください。

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冷水シャワーを行う際の注意点

冷水シャワーは頭皮の血行を促進する効果があるため、健康的な頭皮環境を作るために取り入れる人が増えています。

しかし、冷水シャワーを行う際には注意点があります。

間違った使い方をすると、逆に頭皮や髪に悪影響を与えることもあります。

ここでは、冷水シャワーを行う際に注意すべき点を紹介します。

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「いきなり冷水」は汚れが落ちない

体や髪を洗う際には、最初に冷水を使うのではなく、お湯を使うことが重要。

冷水では汚れが落ちにくく、頭皮の毛穴を引き締めてしまうため、頭皮環境を悪化させることがあります。

最初は38~40℃程度の温水でしっかりと汚れを洗い流します。

その後、途中で15~20℃程度の冷水に切り替えて、頭皮に刺激を与え、血行促進効果を得ます。

ただし、冷水を当てる時間は適度に調節することが大切です。

冷水を当てすぎると、血管が極端に収縮し、逆に血流を悪くしてしまうことがあります。

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熱いお湯から冷たい水への急激な変化は危険

冷水シャワーで頭皮に刺激を与えることは重要ですが、熱いお湯をかけていたのに急に冷たすぎる冷水をかけることは、心臓に負担をかける恐れがあります。

温水と冷水の差を大きく変えるのは避け、先ほど説明した程度の温度差で行うようにしましょう。

美髪&健康的な頭皮を手に入れる!冷水シャワーのまとめ

冷水シャワーは頭皮や髪に血行促進効果があり、健康的な頭皮環境や美しい髪を育むことができます。

しかし、ただ冷水を浴びるだけでは効果が得られず、温水と交互に使うことで効果を最大限に引き出すことができます。

適度な温度調整や頭皮マッサージなどの正しい方法で行うことが重要で、冷水の温度差を大きくすることは避ける必要があります。

また、心臓の弱い方や高齢者にはおすすめできないので、実践する際には注意が必要です。

冷水シャワーは頭皮や髪の美容効果を高める簡単な方法であり、お風呂の時間に取り入れることで健康的で美しい髪を手軽に実現することができます。

冷水シャワーまとめ

● 冷水シャワーは頭皮や髪に血行促進効果がある
● 冷水の温度差を大きくしない
● 心臓の弱い方や高齢者が行う際には注意が必要

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